遊び道具
みなさん、こんな遊び道具を見つけましたよ。
先日、ブルーノ・ムナ-リ展に行った時、子供たちがこれで遊んでいました。
「ABC CON FANTASIA」(邦題「ABCで遊ぼう」)という知育玩具です。
直線や曲線を元に作られた6種類の形で全26枚のピースが入っていて、
それを組み合わせてアルファベットの文字を作ります。
学校で文字を教わることはあっても、文字を作ることを教えてはくれません。
この知育玩具をつかって子供たちとコミュニケーションしている先生は
いらっしゃるとおもいますが、ぼくが子供の頃、そんな先生には出逢えませんでした。
言葉からはじまることはとても大切なものですが、言葉の向こう側に
あるものも大切なものだとぼくはおもうのです。
子供の頃にこれで遊んでいたら、その子のなかの景色も広がって
繋がるものも増えていくのかな、とそんなことを想いました。
これは店に置いておきたい!とおもい美術館内の売店に走りましたが、
この商品は日本では入手困難だそうです。残念。。
ゴム版を買ってきて自分で作るしかないのかな、と思っています。
ここで俳句を一句。
ぼくは俳句に詳しいわけではありませんが、この遊び道具を見つけた時、
小学2年生の女の子が作った俳句を思い出しましたので紹介しますね。
「小学生の俳句歳時記」という本に載っている俳句です。
『 あいうえおかきくけこであそんでる 』
この子はどうやって遊んでいたのかな。。ぜひ、会って聞いてみたい!
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2014/08/28 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:アート