山口華楊展 京都国立近代美術館
今、京都国立近代美術館で12月16日(日)まで山口華楊展が
開催されていますね。
山口華楊は、明治32(1899)年、京都市で友禅の職人をしていた
山口安之助・なを夫妻の二男として生まれます。幼い頃より粘土や
筆で動物を写すこと を好み、明治45年、格致尋常小学校を卒業
すると、岸竹堂、竹内栖鳳の弟子で、動物画や花鳥画をよくした
西村五雲に入 門しました。
病弱であった師五雲のすすめにより、大正5(1916)年、京都市立
絵画専門学校(絵専)別科に入学し、同年第10回文展に初入選します。
一時 期、国画創作協会への出品を試みたこともありましたが、以後、
昭和2(1927)年、翌3年と2年連続帝展で特選となるなど、官展系
展覧会で活躍し、師五 雲や栖鳳から受け継いだ円山・四条派の写生の
伝統に、絵専で学んだ近代西洋画や革新的な日本画の知識を取り入れて
新しい時代にふさわしい花鳥画を産み出 し、《黒豹》に代表される、近代的
な構成を持つ独自の動物画を完成させました。
僕も2年前から猫と暮らしています。動物と生活していくことの素晴らしさを
毎日感じながら生活をしています。動物ってどうしてこうも癒されるんですかね。
動物画をゆっくり観たことがないので、興味津々です。
※京都国立近代美術館
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 TEL.075-761-4111
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京都国立近代美術館、動物画、山口華楊、師五雲、栖鳳、黒豹2012/11/17 | コメント/トラックバック(0)|
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