大浮世絵展

mikaeri-bijin

3月11日から5月6日まで名古屋市博物館で「大浮世絵展」が
開催されていますね。

浮世絵というのは、或る一人の芸術家が自分の絵筆で
描き上げていくというものではないそうです。

春信や歌麿とかの絵師が中心になるわけですが、
そういう絵師が描いた絵を、彫師が彫って、さらにそれを
摺師が摺って一枚の絵になります。

その過程は模様が作られていく過程に近接していて、
製作の工程から見ると、浮世絵というのはヨーロッパ流の
絵画というものと、模様というものとの、ちょうど中間のもの
だといわれています。

今回は海外に流出したものもたくさん来ているそうで、
「見返り美人」や「月に雁」も観ることができます。

色彩として分析しきれない色合いというもの、
日本の「粋」というものを浮世絵から感じてきたいと思います。

みなさまもぜひ。


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2014/03/20 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:生活

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