ハンナ・アーレント
今、名古屋の今池にあるシネマテークで「ハンナ・アーレント」が上映されていますね。
もう少し上映されるかと思っていたのですが、上映は12月18日までということなので、
急いで観に行ってきたいと思います。気付いてよかった。。。
第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命した
ドイツ系ユダヤ人で哲学者のハンナ・アーレント。
1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯
アドルフ・アイヒマンが逃亡先で逮捕され、アーレントはイスラエルで
行われた歴史的裁判に立ち会い、ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表。
その衝撃的な内容に世論は揺れます。
「考えることで、人間は強くなる」という信念のもと、世間から激しい非難を
浴びて思い悩みながらも、アイヒマンの<悪の凡庸さ>を主張し続けたアーレン ト。
歴史にその名を刻み、波乱に満ちた人生を実話に基づいて、半世紀を超えて
アーレントが本当に伝えたかった<真実>が映画化されました。
この映画を観てぼくが何を想うのか。ぼく自身もとても興味があります。
アーレントが伝えたかったことが遠く離れたものになってしまわないように、
真剣に向き合って考えてきたいと思います。
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アイヒマン、ナチス、ハンナアーレント、悪の凡庸さ2013/12/16 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:生活