あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます。
新たな年がはじまりました。
今年は言葉と音に合わせて、「色彩」にもっと関心を向けていきたいと
思います。ぼくは音楽や話し言葉など、音への関心に比べると色への関心
が薄いように思います。昨年末にターナーの作品を観てそう感じました。
ターナーはイエローに特別な想いを持っていたようですし、ランボーの
「母音」でもA は黒、E は白、I は赤、U は緑、O は青と色で表現されています。
どちらもまだまだぼくには未知の世界ですが。
「色彩」ではなく「デザイン」でもいいのですが、範囲が広くなってしまうので、
今年は色彩に意識を持っていきたいと思っています。
編集とデザインは多くの文明文化の母型が一緒だったといわれています。
ここでいう母型とはデザインを生み出してきた、歴史・民族・社会・衣食住・心理
などの奥にうごめくもののことをいいます。「エディティング=デザイン」なのですね。
エディティングワークはその母型のなかに独自に内包していた言語性を
全面的なエンジンとして表現し、一方のデザインワークのほうは、そのぶん
ヴィジュアルな構成と表現に向かうようになったのです。とても興味深いですね。
このことはぼくもまだよくわかっていませんが、からだで感じたデザイン的な
感覚、色や輪郭などを言葉とつなげるためには、母型に近付けていくことが
とても大切なことだと感じ始めています。
今年の年末には新たな世界を持っていることを期待して、未知の世界を
存分に楽しんでいきたいと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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イエロー、ターナー、ランボー、母型、色、色彩2014/01/04 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:生活