桜の香
今年の桜も綺麗ですね。
いつ見ても「いいな~きれいだな~日本っていいな~」と
想いますが、ぼく自身感じ方が毎年変化してきているように思います。
ぼくたちは色と香を別々に考えますね。子供の頃、別々に
学んだからでしょうか。でも古代では色と香は分化せず、
一緒だったといわれています。
昔の人は、桃色という色が浮かんでくればなんとなく桃の匂いも
漂ってくるような感じがしたのではないでしょうか。
ぼくたち現代人は、桃色を見ておいしそうな桃が想い浮かんでも
桃の匂いが漂ってくることはなかなかありませんが、
昔の人は「色を嗅ぐ」ということをしていたのでしょうね。
「色を嗅ぐ」ということは昔の人だけでなく、現代を生きている
ぼくたちにもできることだと思うのです。そんなことを思いながら、
猫になったつもりで桜の匂いをクンクンと嗅いできました。(笑)
色と香の関係を意識するだけで心が豊かになっていくな。。と
今年の桜にそんなことを感じました。
名古屋もそろそろ終わってしまいますが、もう少し桜の香を
楽しめるかな。
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さくら、桜、粋、色香2014/04/10 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:生活