Q11.家具の表面に白いまだらな部分が出てきましたが、塗装の不良ではありませんか?
ジョン・ケリーの家具は、天然素材のアメリカン・ブラックチェリー材を使用した商品のため、
湿気や乾燥が特に激しいところでは、天然木の特性から反りや狂いなどが生じる場合があります。
また、定期的にワックスでお手入れをしていただくことにより、木材表面に光沢にも近い艶が増しチェリー材、
ウォールナット材独特の深みのある色に変化していきます。
天然木の家具は女性のお肌と同じように敏感です!
化粧水や乳液でお肌をお手入れするように、定期的なワックスでのメンテナンスをお願いします。
乾燥したままの状態 ワックス掛け後導管部分が白くなり、色褪せをしたようになります。
木材表面がまだらのように色ムラが出てしまいます。 左の状態に、ワックスを1回掛けた写真です。
乾燥が酷い場合は、1ヶ月に2回程度ワックスでお手入れをすると艶が戻り、水滴をはじくようになります。
特に新築マンションのようなコンクリート系の建物でご使用されている場合や、
高気密・高断熱性能の住宅では冬のエアコンや暖房で室内での乾燥が激しくなります。
自然素材の家具がカサついたり、割れが入る時には人間の肌や唇もカサカサしてきます。
このような場合には、お部屋に加湿器を使用するなどして、適度に湿度を保つことを心がけてください。
特に急に寒くなる季節の暖房機による急激な温度変化や、梅雨の時期には室内の湿度も大きく変化しますので木材の収縮が激しくなりやすくなります。
(エミニワイホームへの修理のご依頼が増えるのも毎年冬から夏にかけての季節です。)
家具を乾燥や過度の湿気から守るために、冬季には加湿器の使用と専用ワックスでのお手入れをおすすめします。
ワックス掛けは丁寧に行えば半年に一回の割合でOKです。
必ず表面のホコリを取り除いたあとワックス掛けを行ってください。
気温が低いとワックスが固まっている場合がありますが、布を暖めておくとムラなく塗ることができます。 専用ワックスはこちら
冷暖房による空気の乾燥対策
1.室温は15~20度程度で適度な湿度を保つようにする。
2.けして直射日光の当たる場所に置かない。
3.暖房機の風やストーブの熱に当てないこと。
4.乾燥対策に加湿器を使用する